2015年7月

スワーミー・マヘーシャ―ナンダ師の特別研修会

スワーミー・マヘーシャ―ナンダ師
(カイヴァリヤ―マ・アシュラムヨーガ研究所代表者)

「アーサナーとは何か、何の為にあるのか、ヨーガが何の為にあるのか?」というお話がありました。
2時間半に及ぶお話の中で私が印象に残ったものを抜粋しました。

「アーサナーをしている時において心は安定していれば、その時あなたはアーサナーをしながら瞑想状態でいることができます。
あなたは座って瞑想します。その時に心を使ってあれこれ動くのではなく、しっかりと安定した心で瞑想することができます。
つまりアーサナーをする事によって肉体のトレーニングをしてきました。
アーサナーの練習をし、学びをする過程の中で、これまでは心の安定までは気が向いていなかったかもしれませんが、しっかりと心を安定させ、一つに結びつける必要があります。
バランスのとれた、均衡のとれたアーサナーをすることにによって調和のとれたフロー(流れ)の中に私達は行くことが出来るのです。
アーサナーだけをやって心までもそのようになるわけではなく、アーサナーで肉体をしっかり安定させて訓練させた上で心も安定させるプロセスを通るのです。
その上でヨーガの練習、実習をすることによってそれがディアーナ(瞑想)につながっていきます。
そしてそれは終りではなく、宇宙と一体になるという所までいきます。
そこには、あなたと私というものはなく、全てのものが一つになります。
表面的に見える違いは、全て私達が理解する為の側面であって、もう一つの側面から見ると全ては一つ。
日頃、しばっていた原理原則というものが変わります。
今まで知的な理性だけに頼ってきた原理原則が通用しなくなって、全く新しいものに置き換えられます。
私たちの持っている概念・原理が今までのものを更に越えて超越されなければなりません。
恐れを抱かずオープンになる必要があります。」
私達がヨーガによってここまで近づくことは困難ですが、そうしたいという努力それ自体の中に、内面の安定感と開放の一部がすでにあると思います。
アグニホートラも見せて頂きました。

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