2018年7月

シヴァ―ナンダ・アシュラム副総長、スワミー・ニルリプタナンダ師の特別研修会

シヴァ―ナンダ・アシュラム副総長
スワミー・ニルリプタナンダ師

4年前の夏季合宿では「瞑想」についてお話を頂きました。
今年は「バカヴァットギータ―とヨーガについて」のお話をお聞きしました。

ヨーガの生き方とヴェ―ダンダを教えるために編集された詩が「バカヴァットギータ―」です。
18章からなる叙事詩はそれぞれの章の最後にこれは〇〇ヨーガと書いてあります。
日本ではハタヨーガが知られていますが、バクティヨーガやカルマヨーガ、ギャーナヨーガ・ラージャヨーガ等沢山のヨーガが物語によって説明されています。
お話の中で私が最も印象に残った言葉が「外にある対象物」は私達の五感(視・聴・臭・味・触)を通して、喜びや悲しみを与えてくれます。
私達の感覚器官は外の世界の喜びを探し求めるものです。又苦しみや悲しみを勝手につくり出しています。
それが癖になっていることを良く覚えておいて下さい。

心をコントロールし、平常心をもつことが「ヨーガ」です。
良いものを見ても、悪いものを見ても平等に見られること。
執着を捨て、全ての物事を平等に見る事が出来れば、それがヨーガであると。
例えるなら「蓮の花のようにいなさい」と言われました。
蓮の花は雨が降っても、雫は葉にはじかれて丸くなり下に落ちていきます。中にしみ込んでいきません。
そのような心でいる事が大切ですと話されました。
前回の「瞑想」のお話も素晴らしかったですが、今回の「バカヴァットギータ―」もとても感銘しました。

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